2022/02/04 09:57

昨日は節分!

春がやってきますね
棚卸しも無事に終了し、ヤズマのご紹介を始めています。
ん~~結構多いな^^

先ずは、イーネオヤのヤズマから始めていますが、トゥオヤのヤズマや、バンダナのご紹介も順番にしていきますね。
トルコ南東部に暮らしていた日本に暮らすクルドの女性達は、嫁入り道具としてヤズマを沢山作っていました。
今はトルコの伝統的な刺繍として、広く知られ、お土産としても売られているオヤですが、もともとは嫁入り道具でした。
刺繍に意味もあるようですが、日本に暮らす比較的若いクルドの女性からはその意味を聞き取ることは中々難しいのが現実です。
でも、はっきりとしている事があります。
それは、「美しい、見事な手仕事の作品である!!」ということです。

我が家に遊びに来たインドからの留学生(イスラム教徒)が、自分の母親も同じ様なスカーフを作っていたと話してくれたことがあります。トルコの伝統的な手芸と言われているオヤですが、トルコだけのものではないのでは?と考えたりもしています。

ちょっぴり飛躍しますが。。。先日、縁あってJICAの教師向け国内研修にちょっぴり参加させていただきました。
研修では、クルド人からクルドについての話を研修参加者向けにしていただきました。その中でクルド人から語られた話から、ある高校の先生が実践授業をされました。実践授業を作ろうとした背景には研修で問いかけられたクルド人からの問いがありました。
それは、「トルコにおけるクルド人の闘いは、独立運動ではないのか?テロリズムなのか?トルコ政府がテロリストと認定したから、テロリズムなのか?」という問いでした。
「誰にとっての歴史なのか」を考える事から、今日の多文化共生を考えていくという とても素晴らしい実践授業でした。少しでも関われて良かった^^
 以前、トルコ人と仕事をした際に、「川口市にはクルド人のテロリストがいるからあまり近づきたくなかった。」と言われたことがありますが、彼の指す「テロリスト」もまた、テロリストではなく「独立運動家」だったのでは?と。
その時には、彼の指す「テロリスト」が誰であるかなど特定もしませんでしたが、もしかしたら私のよく知るクルド人であったかもしれませんね。
またまた飛躍しますが。。。オヤの歴史もまたトルコ人が語るクルド人の歴史同様、トルコが作った歴史なのではないのかしら?なんて考えたりもする今日この頃。何事も自分で調べてみるといいよね。

歴史に翻弄され続けているクルド人(過去のことではありません。現在進行形です。)の日本での環境も決して良好とは言えませんが、
私は、現実として、ここに共に暮らしている事を大切に考えたいと思っています。

ということで、クルドの手仕事として、彼女たちの作品をこれからもご紹介していきますね^^
あ~~話がまとまらない(汗)
先ずは、彼女たちが、ここで暮らすための一助となりますように!!
彼女たちが持つ手仕事の確かな技術に自信と誇りを持って欲しいと常に考えています。
Harikaで扱う商品は日本に暮らすクルド人の手で作られた品々です。

さて、今日もご紹介していきますよ~~!!