2020/12/23 18:50

Harika が拠点としているのは埼玉県川口市
川口市の中でも蕨駅に近い芝地区が主な活動の場
川口市にはトルコから逃れてきて、*難民申請をしているクルド人が
およそ1500人余り 暮らしていると言われています。
地域住民とのコミュニケーションが上手に取れているとは決して言えない中、
地域ではクルド料理教室が公民館で開催されていました。
そんな クルド人女性との交流から生まれたのが
現在開催されている「オヤ教室」です。
そして、そのオヤ教室の中から生まれたのが「Harika」
クルドのお母さんたちがつくる 
オヤの製品等を紹介しています。
彼女たちの作るオヤを販売することで、彼女たちの数少ない
現金収入にも、また日本人と交流する機会も生まれてきます。
長く日本に暮らすクルド人の中には、日本で子供を授かる人も少なくありません。
日本で育つクルド人の子供達にとって、母親が日本語を話せることは
とても大きな意味があります。
子供たちが就学期を迎えると、学校の手紙、幼稚園の手紙、等
今まで以上に 母親が日本語と接する機会が増えてくるからです。
彼女たちの特技を生かしながら、日本人と無理なく接する機会を得、
文化交流をしながら、収入につなげていく事ができればと考えてきました。

本当なら彼女たちを働き手として雇い、
事業として展開していきたいところなのですが、
そこには在留資格という大きな壁が立ちはだかっていました。